きみ:写真館
  photo きみ俳句(令和七年)
 
     ohoto 俳句    No 5 (令和7年) 2025年
 
    シニアの暮らしから見 聞き 咀嚼し 乏しい五感から裸のままの 写生句です。
  十七文字から 編み出した写生表現 共感出来れば幸いです。
   年の功の垣間見る””表現できれば””これまた嬉しい限りです。
 どうぞよろしく
 
                             きみ写真館表紙 

photo : きみ俳句
俳句の結社(雉)・・各種色々ですが、この会の特徴は、写生句”” 感情は禁、飽くまでも観たままで・・・

・・・photo きみ俳句・・・

 
  十二月句  (令和6年度)
 

 

 
 
 

  十一月句  (令和6年度)
 

 

 
 
 

  十月句  
 
落ち鮎の炭火に咽る夕餉かな
壇上に名士ばかりの敬老日
葛蔓や輪にして子等の花電車

蕎麦畑赤白揺るる瀬戸の海


  九月句  
 
夏休み祖母と鶴折る幼女かな
ひと風に蒲の穂先の大揺れす
朝まだき無花果を?ぐ灯かな

夕映えの色加へつつ百日紅


  八月句  
 
選挙カー過ぎ鳴きたつる油蝉
山頂へ続く松明夏明かり
頃合いの良き糠漬けや涼新た
山腹の寺より聞こゆ盆太鼓

  七月句  
 
早乙女の泥洗ふ脛真白なり
代掻きの泥を散らして飾り牛
赤白帽泥顔並ぶ田植えかな

簾越し海風を入れ晩酌す


  六月句  
 
薔薇アーチ潜れる先の白館
山独活や素手で?ぎ取る獣道
風に揺れ俯き咲くやえごの花
子等の待つ蒸し上がりたる柏餅

  五月句  
 
ははがりに嬰の泣き声桃の花
母に抱かれ柄杓に注ぐ甘茶かな
獅子と牡丹鏝絵の蔵や蘇鉄咲く
仕事終え立つ夫の背に桜散る

  四月句  
 
振り向きて校舎を見上げ卒業す
まんさくの満開と言ふちじれよう
桃咲くや土手に一服老夫婦
枯草に混じり穂を出す土筆かな

  三月句  
 
陰雪の残る酒屋や深庇
霜柱ざくりと踏みて登校子
紅梅やガラス戸越しの日のまぶし

  二月句  
 
学徒碑へ金の鈴振る楝の実
暁や尺八の音の冴え冴えと
軒氷柱きらり七色日の出時
にぎやかに紅梅の芽の小豆ほど
日脚伸ぶ色とりどりの護符ならび

 一月句  (令和7年)
 
海平ら焼き牡蠣匂ふ神の島
初点前茶碗捌きの音軽き
飛び石に落葉張り付きまだら色

 
 
 
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